12月8日(土)に広島市中区新天地アリスガーデンでレッドリボンキャンペーンが開催されました。WHO(世界保健機関)は12月1日を“World AIDS Day’’(世界エイズデー)と定め、日本もその趣旨に賛同し、12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等に関する啓発活動を推進しています。広島県では毎年啓発活動としてレッドリボンキャンペーンを実施しています。今年もアリスガーデンパフォーマンス広場AH!と同時開催され、小米雪がちらほら降るほどの寒さのなか、広場は多くの人で賑わいました。
ライブステージではHIV感染やAIDS患者に関する正しい知識を知ってもらうべくステージ上での啓発も行われました。 その他にもアリスガーデンでは啓発ブースを設け、あおぞら健診・内科クリニックでは無料簡易検査が 実施され、例年通り多くの方に検査を受診して頂きました。 広場やその周辺では検査技師会、学生ボランティアなどを併せた40名近くが啓発グッズの配布を3時間に渡り行いました。参加した学生からは「歩く人に声をかけるのが難しい」「イベントの趣旨を伝えることに抵抗がある」「なかなかグッズを受け取ってもらえない」といった声がきかれ、本啓発活動の難しさや大変さを痛感しているようでした。