令和元年 かあさんありがとう〜Pink Ribbon Day〜

広報 本田 秋奈

令和元年5月12日(日)、マツダスタジアムでの対DeNA戦にて「かあさんありがとう〜Pink Ribbon Day〜」が開催されました。マツダスタジアムでは毎年、この時期に乳がんの早期発見と治療を呼びかけるピンクリボン活動が行われています。その趣旨は、乳がんについて学び、乳がん検診の大切さを認識し、定期的に検診を受けてもらうことです。

夏日となった「母の日」の12日、球場内では乳がんについて学べるさまざまなイベントが行われました。

監督、コーチ、選手は「ピンクリボンユニフォーム」「ピンクリボンワッペン」を着用して試合に挑み、試合ではピンク色の塁ベースが使用されました。

また、ライト側コンコース「かば広場」、レフト側コンコース「サンちゃん広場」では、乳房モデルを使った自己触診体験学習やマンモグラフィー機器の展示、ピンクリボングッズの販売、大切な人へ乳がん検診をすすめるメッセージ作成コーナーなどが設けられました。

広島県臨床検査技師会からは、6名のボランティアが参加しました。今年は、ライト側コンコース「かば広場」にて20歳以上の女性を対象に骨密度測定を行いました。スタッフは呼び込み、検査、結果説明の担当に分かれローテーションしながら活動しました。

開門の11時と同時に骨密度測定にも次から次へと人が集まり、あっという間に30人ほどの長い行列ができました。列は途絶えることなく、気付けば試合開始の13時30分までに100件の検査を終えていました。

骨密度の検査を初めて受けますという方が多く、結果を聞いて熱心に質問をされている姿が見受けられました。50代の女性は、「骨密度の検査を受ける機会がなかったので気になっていた。骨粗鬆症にならないようにバランスのよい食事や適度な運動をしていきたい。」と話されていました。

試合中にも多くの方に足を運んでいただき、受付を終了した15時までに165件という予想を上回る受検者数で大好評でした。また、早期発見の大切さや臨床検査技師という職業を知ってもらうために技師会で用意したマスクを500枚配りました。

これを機に、検査への関心や臨床検査技師に少しでも興味をもってもらえたら幸いです。

最後に、暑い中参加された皆様、大変お疲れ様でした。