2023 年 11 月 11 日の「臨床検査の日」に、紙屋町シャレオ中央広場で「検査と健康展」を開催しました。コロナ渦でもあったため、3 年ぶりの開催となりました。
生活習慣病の早期発見、定期的な健康診断の重要性、臨床検査の正しい知識と普及ならびに臨床検査技師を広く紹介することを目的に行われました。今年は一般市民の臨床検査体験として、①骨密度検査 ②簡易血糖 ③経皮的貧血検査 ④物忘れ相談プログラム(認知症スクリーニング)の 4 つの検査を体験してもらいました。
その他にも、会場案内やパンフレットの配付、医師による検査相談など様々な活動を行いました。
当日は多くの方に参加してもらったため、予定件数をはるかに超え、骨密度検査 218 件、簡易血糖231 件、経皮的貧血検査 230 件、物忘れ相談プログラム(認知症スクリーニング)120 件、パンフレット配布 291 件と、とても大盛況でした。
私は 3 年ぶりの開催でもあったため、ボランティアへの参加を希望し、経皮的貧血検査を担当しました。貧血とはどのような状態のことを言うのか、現在貧血状態であるのかなど、老若男女問わずたくさんの方に興味をもっていただけたように思います。
臨床検査技師という職種を知らない方、名前は聞いたことあるけど何をしているか知らない方も多く感じました。今回のイベントを通して、少しでも臨床検査技師の活動を知ってもらえたら嬉しく思います。
また、このイベントを機に、定期的に健康診断へ行く方が増えればいいなと思います。
来年の「検査と健康展」もたくさんの方に参加してもらえるよう期待するとともに、今以上に日々の検査も頑張っていかなければいけないのかなと思います。
(広報部 石井綾華)