2020 年 1月 18日(土) に「自分らしく、わがままに人生会議〜人生の終い方をみんなで考えよう〜」をテーマに広島県医師会館にて広島県民フォーラムが行われました。この県民フォーラムは、私達、臨床検査技師の他に、作業療法士、歯科衛生士、栄養士等、様々な専門医療職の方が出展されており、来場される地域の皆さまと関わっていました。ホール内では公演も行われており、盛りだくさんの催しに、来場者応募は満員となっていました。
広臨技の出展内容は、パンフレットを配布すると共に、実際の顕微鏡を用いて、血液、微生物、病理検体のプレパラート標本を見ていただき、説明をするというものでした。それぞれの検体で専門としている技師が、がん細胞と正常細胞の違いや、細菌の像などを丁寧に説明していました。
非常に多くの方に来ていただき、説明を受けた来場者の方からは、「分かりやすい説明で勉強になりました。こんな細かいモノを見ているんですね、感心します。」といった嬉しいお言葉を頂きました。また、スタッフの技師からは「いつもの技師間で話すように説明すると、専門用語が多く入ってしまうのでできるだけ伝わりやすい単語を選ぶのに注意をしましたが、難しいものですね。」 と話されており、日頃行わない一般の方に説明するということの難しさと工夫を実感しました。
用意していたパンフレットも全て配布することができ、今回の活動を通して、地域住民の健康づくりの手助けになったとともに、臨床検査技師のことを知ってもらえる機会になったと思います。また、日常の仕事とは少し違う角度から、自分たちの仕事内容を見つめることもでき、参加スタッフも充実したイベントとなりました。
(広報部 宮田直樹)