2019年 新年のご挨拶

一般社団法人 広島県臨床検査技師会 会長 森田 益子

 会員の皆様に対し、謹んで新春のお慶びを申し上げます。平素より本会の活動にご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年は、全国で災害が多発した年でした、特に7月の西日本豪雨災害では、復興が進みつつありますが、甚大な被害に遭われた方々には深くお見舞いいたします。 本会におきましても災害時にDVT検診などを行いましたが、今後の対応について考えさせられることとなりましたし、この経験を伝えて行くべきだと強く思いました。

 また、医療体制の変化は、臨床検査の社会も例外ではなく変化を求められています。医療法の一部が改正され、12月には施行され皆様の施設でも対応に追われたことと思いますが、今後も精度管理、遺伝子検査の基準を担保できるのは、臨床検査技師です。そのことに対応できる事業を展開していきます。精度管理向上研修会、人材育成を目的に「次世代ニューリーダー育成講習会」を開催いたします。日臨技では、研修会に参加が難しい方にも、eラーニングを利用し、研修ができる体制が整っています。ご参加、ご利用をお願いいたします。

 今年7月には、参議院議員選挙があり臨床検査業界よりの候補者に対しての応援をお願いします。 様々な我々の取り組みが実績となり臨床検査にかかわる技師や企業が臨床検査の必要性や価値を高める努力をすることが、県民の皆様の健康福祉に貢献できることを信じております。 これからも、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、会員皆様方とご家族のご健勝と益々のご繁栄を祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。本年もよろしくお願い申し上げます。