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臨床検査データ標準化事業の概要とお知らせ

事業の意義

標準化事業イメージ広臨技会員の皆様には、平素より臨床検査データ標準化事業にご理解をいただきありがとうございます。
国民の医療、健康増進のために必要な臨床検査の質の向上とその維持に日夜努力されていることに対し改めて感謝申し上げます。


ご存知のように、平成26年には、共用基準範囲が日本臨床検査標準協議会(JCCLS)より提唱され、国立大学病院他、多数の施設で順次採用を検討されております。
広臨技におきましてもJCCLS共用基準範囲と広島県医師会推奨共有基準範囲をどう利用していくのか広島県医師会の先生方と協議し方針を検討していましたが、2018/6/15発行の広島県医師会速報(第2374号)にて「「JCCLS共用基準範囲」の推奨および普及への ご協力について(お願い) 」が掲載されました。
しかしこの臨床検査基準範囲の利用には、以下の条件がつけられております。測定法が標準化されたものを採用し、適切な精度管理を行っている施設だけが使用することができます。
日臨技で行っている臨床検査データ標準化事業は、「いつ、どこの医療機関で検査を受けても同じ結果が出る」ことを主目的とし、その目的達成のため「測定値の標準化」、「標準物質の整備」、「内部精度管理の啓蒙」を行うものです。
 


具体的には、施設間での検査値の互換性確保のためのプロジェクトです。そのことを踏まえ広臨技標準化事業では、プール血清やヒト血液を使用し、より日常業務に近い状態で施設間の検査値を比較しております。
また、広島県臨床検査データ標準化委員会では標準化事業の達成目的を明確にし、参加施設への情報提供と必要なアドバイスを効果的に行う試みも実施します。

一方、臨床検査精度を確保するための第三者評価の取得が求められており、日臨技では 平成22年度から他団体と共同で「精度保証施設認証」を実施してきました。
平成29年度の認証施設数は全国47都道府県742施設となっております。
この認証条件として精度管理調査と標準化事業への2年以上の継続参加が必須です。 
現在、広島県は会員の皆様のご理解を頂き全国でトップレベルの43施設が取得し、熱心な姿勢が全国的に高く評価されております。

是非、以上の趣旨にご賛同頂き参加くださるようお願い申し上げます。
(平成29年度の参加72施設の方も改めて参加の申し込みをお願いします)


 

「臨床検査データ標準化事業」について

現在、日本では国民の臨床検査データは、学校・職場での健診や人間ドック、病気治療のための検査で膨大な数が蓄積されています。
しかし、そのデータは検査を行った施設で使用している分析機器や試薬、標準物質の違いにより一元化されておらず、「いつ、どこの医療機関で検査を受けても同じ結果が出る」ということはなく、場合によっては複数の医療機関を受診することとなり、検査を受ける方に負担がかかっていました。
このため、一般社団法人日本臨床衛生検査技師会はこの問題を解決するため、関連団体と共同で測定法の標準化、標準物質の整備、内部精度管理の啓蒙と外部精度管理調査の実施など地道な努力を続けてきました。

また、「臨床検査データ共有化部会」を設置し、「臨床検査データ共有化ガイドライン」を策定し、「医学検査」第55巻11号で公開しました。
標記事業は、平成19年より各都道府県の技師会に「臨床検査データ標準化委員会を設置し、全国展開で活動を開始しております。
具体的には「参加施設」としてご参加頂き、内部精度管理成績のご提供と、広島県臨床検査技師会の臨床検査データ標準化委員会の用意した、プール血清および血液試料や管理物質を9月末(予定)に連続測定し報告して頂きます。


TP,Alb,TBil,UN,Crea,UA,Gluc,Na,K,Cl,Ca,IP,Mg,Fe,
CRP,TC,HDLC,LDLC,TG,AST, ALT,LD,AlP,GGT,CK,
Amy,ChE ,IgG,IgA,IgM, LDL計算値,HbA1c(NGSP値),CBC


・・・を測定項目と計画しております。


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